《UPしている写真は2009年のものである。陰と陽のおりなす光景をみたくて・・・。結局、正月3日間はこの場所にたどり着けることができなかった。
私にはまだ、この場所に起つ資格はないと、つくずく痛感した。
思い当たるふしは山ほど・・・。
これが洗礼。陰と陽のはざ間に一光。
なんとも神秘的な写真である。》
迷いながらなんとか、下界に到達。右?左?何度も分岐路でたちどまりながら太陽と川の流れをたよりに歩き出す。やっと見覚えのある風景に・・・。安堵の気持ちからなのか、座り込む。
40数年生きてきたが、このときほど体力にきついおもいを感じたことがなかった。歩くことが苦痛だった。ちょっとした上りでも息があがる。情けない話である。
正覚院を目の前にして、法螺の響きがし、なんとか帰ってこれたと思った目の先に『おかえりなさい』・・・・・・・。お堂の前で最後の御経をとなえていると、扉が開き、『ここに名前を書いてください』、そして、『お堂のと中に』と・・・。ぼろぼろの私が中に入り、変わるはずも無い空気の中で、私自身が今ここにいれることが幸せだと・・・。
『おかえりなさい』 見えないゴールテープを切ったのかも・・・。
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